新米ブロガー、カナダの旅 (4) Calgary へ [旅]
さて、バンクーバーに別れをつげ、カナディアン・ロッキーの玄関口カルガリーへ。楽しみにしていたカルガリー在住のネット仲間にも会える。13:00発AC212便、カルガリー15:20着予定。
右列3人掛けの真ん中が私のシート。通路側にはアジア系の若者が静かに腰掛けている。私たちは例のごとくおしゃべりを、窓からみえる空や雲を楽しむ。
時折こちらを気にする様子の彼におばさん力を発揮、話しかけてみる。”どちらからですか?””カルガリーには何日ぐらい?” ”学生さん?” そんなことをきっかけに話しはじめてみた。
すると、彼はカタコトの日本語で話してきたではないか。そうです。私たちの日本語の会話に興味をもち、気にしていたのです。お互いどうにか意思疎通ができる程度の英語でしばしの会話をたのしむ。エコノミックスを学ぶ中国からの留学生であと3年滞在の予定。日本語は大学で1年前から勉強をはじめたという。
”日本語は難しい・・?”との私の問いかけに ”Easy........”と即座に返答が。あぁ、何とポジティブな心意気。
会話は途切れることないまま時間は過ぎた。窓の外にロッキーの山並みが、そしてポツンポツンと集落が見え始める。高度はずいぶん下がっているようだ。カルガリーに住む彼に尋ねると、カルガリー近くのスモールタウンだ、と言う。えぇ・・・まだ1時間15分ぐらい。”おかしい・・・”と思っているうちに空港が見えてくるではないか!
彼は ”さようなら・・・”。私は”サイツェン・・・”(私の知る数少ない中国語の一つ)と。旅の楽しみの一つである”小さな国際交流”を味わうことができしごく満足する。別れ際に小さな日本語のパンフレットをあげるととても喜んでくれた。
単純計算すれば2時間20分のフライトであるが、広大なカナダは6つの標準時間帯をもつ。バンクーバー、カルガリー間には1時間、そしてそれぞれの時間帯にも1時間の時差、5番めと6番目のエリアだけ30分の時差があったのだ。いかに知識を得ずして旅に出たかを反省。なお日本とバンクーバー間は16時間(夏時間)の時差である。
飛行機を降りた後にすること、手荷物の引取りだ。楽しかった機中での思いのまま、ただただバゲッジ・クレームエリアのサインを見ながら進む。と、通路の終わり際でにこやかにこちらを見ている日本人らしき人。ハッと我に返る。
”ロッキーはわが家のバックヤード・・・・!”と語る友人がご夫妻でもうそこに出迎えてくれていた。”・・・・ちょっと待って!ここでお目にかかるのだったら、もう少し気どって歩いて来たのに・・・” そんなことを思い、それを話し、とても初対面とは思えない暖かい空間に私たちを招きいれてくれた。
”カルガリー空港は我が家のエントランス・・・!”といわれたかどうか定かではないが、ツアーガイドと同じスタンスで立っていられいた。
明日は一日パケットツアーに含まれる観光、そして明後日、いよいよそのバックヤードの一部にご招待いただけるのだ。
今日はレイク・ルイーズに宿泊。友人はドライバー兼ガイドに”キャッスルマウンテン”を見せてくれるように頼んでくれる。どんな山だろう・・・!彼らがそれほどにいう山は・・・・。
いよいよレイク・ルイーズまでのドライブである・・・。
ミニ国際交流、現地在留邦人のホスピタリティー、いい旅でしたね。時間帯が六つもあるとは知りませんでした。
by Silvermac (2005-09-23 17:46)
タイムゾーンが6個もあるんですか~!大陸ならではですね。
眼下の山並み、平原、とっても勇壮ですv
by lingnam (2005-09-23 18:22)
ようこそカルガリーへ来てくれました!
空港は小さいので直ぐに皆さんが分かりました。
重い品物を手荷物として頼んで申し訳ありませんでしたね!
今でも、虎やの羊羹を惜しみながら食べています。
by こういち&きみこ (2005-09-23 20:16)
★SilverMacさん、今になり改めて思い出をかみしめています。
★lingnamさん、ほんとうに広~いんですね。山々も本当に大きくみえました。
★こういち&きみこ さん、またいつか宅配便をお届けできる日を楽しみにしています。
by rsilvia (2005-09-24 02:47)
11月下旬に飛行機からみたカナディアンロッキー、今でもあの山々が焼き付いています。1万mを飛んでいるのに、頂上がそこに見えました。
行ってみたいなあ・・。
by Baldhead1010 (2005-09-25 17:26)
★Baldhead1010さん、11月でしたらまた違った雪のロッキーで素晴らしいのでしょうねぇ・・・・・・・・。
by rsilvia (2005-09-25 19:39)